お酒が驚くほどおいしくなる魔法の器を求めて「薩摩錫器工芸館」へ

「美の匠 ガラス工房 弟子丸」と合わせてぜひ立ち寄りたいのが「薩摩錫器工芸館」。

数々の賞を受賞し、天皇陛下への献上品としても知られる、ハイクオリティな薩摩錫器の器が展示・販売されているほか、薩摩錫器の歴史や製造工程を伝える資料館や、見学可能な工房も併設されていて、見応え十分です。

工芸品 鹿児島県霧島市 Vol.4 2019/05/08

世界中から賞賛される高い加工技術

江戸時代に郊外で錫鉱山が発見されたことから発達した薩摩錫器。現在は鹿児島では錫は産出されなくなったものの、伝統工芸としてその技法は今に伝えられています。

 

柔らかな錫は加工がしやすい反面、削りやエッチングには高度な技術が必要なのだそう。

 

もっとも職人の腕が試されるという茶筒を見せてもらうと、蓋が寸分の隙間もなくぴったりフィット。

 

吸い付くような感覚にその精巧さを感じます。


実際に使って驚く薩摩錫器の多様な効果

薩摩錫器の最大の特徴は、その高い熱伝導率。それゆえ保冷、保温性が高く、さらに、イオンの力で味をまろやかにするとも言われており、酒器には最適なのだとか。

 

半信半疑でしたが、実際に使用してみて納得。タンブラーに氷を入れ焼酎を注いだ瞬間ふわりと器全体が冷たくなり、ひと口飲んでみると口当たりは柔らか。

 

焼酎の華やかな香りを高めつつ角がとれたような味わいで、とても飲みやすく感じました。


酒器以外にも、花器は花を長持ちさせ、茶筒はお茶の香りを保たせるなど、知れば知るほど錫の効果には驚かされます。

 

「薩摩錫器工芸館」では、人気のタンブラーはもちろん、大小さまざまな酒器や花器、器などがバラエティ豊かに揃うので、個々の好みやライフスタイルに合った錫製品が見つかるはず。

 

モダンな柄が施された平皿もおすすめです。ぜひ手にとって、薩摩錫器の効果を体感してみてください。


薩摩錫器工芸館

住所
鹿児島県霧島市国分中央4-18-2
電話番号
0995-45-0177
営業時間
毎日8:00〜12:00、13:00〜17:30(日曜9:00〜12:00、13:00〜17:00)
WEBサイト
http://www.satsumasuzuki.co.jp
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