柔らかな炎に心癒される”和ろうそく”の伝統を守る「大與」

琵琶湖の西側に位置する高島市で、大正3(1914)年から100年以上、四代に渡って和ろうそくをつくり続けている大與(だいよ)。

伝統的な手法や素材でつくられた和ろうそくは、柔らかな炎が印象的で、周囲を暖かく力強く照らします。

クラシカルな商品から、遊び心のあるキュートなデザインのものまで揃うので、どんな空間にも自然に溶け込んでくれそうです。

工芸品 滋賀県 高島市 Vol.5 2020/10/20

希少な原料と熟練の職人技がなす伝統の逸品

大與を代表する和ろうそくは、『櫨(はぜ)ろうそく』。

 

原料は、櫨の実から搾取したろうになるのですが、これは国内のみでしか採取されない希少で高価、さらに年々原料調達も難しくなりつつある素材です。

 

伝統の製法は一本一本すべて手作業。和ろうそくを仕上げるには繊細な感覚と経験が不可欠で、一人前の職人になるのに10年はかかるのだとか。

 

しかもそんな職人は世界で10人ほどしかいないというから驚きです。


伝統的な『櫨ろうそく』をつくり続ける一方で、新たに研究し商品化したのが、米を原料としたろうそくです。

 

洋ろうそくは石油原料のパラフィンを使っているのに対して、米は持続可能な自然の原料。

 

この自然環境や人に負荷をかけない点に加え、日本らしい素材であることも評価され、『お米のろうそく』は2011年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

 

この『お米のろうそく』や『櫨ろうそく』など大與でつくられる和ろうそくは、ろうの垂れも少なく油煙もほぼ発生しないので、静かに炎が燃える様子はずっと眺めていたくなるような美しさ。


おみやげやギフトに喜ばれるおしゃれなろうそく

『櫨ろうそく』や『米ぬかろうそく』、『お米のろうそく』など、シンプルなデザインのものに加え、見た目が華やかなろうそくも揃います。

赤や白のかわいらしい花が描かれた『絵ろうそく』は、火を点けるのがもったいなくなるような美しさ。

 

『花鳥風月シリーズ』や『春夏秋冬シリーズ』、滋賀を象徴する虹をイメージした「色ろうそく虹」など、30色以上の中から6本が組み合わされたカラフルなセット『色ろうそく』も人気です。

 

店内にはほかにもデザイン・サイズともにさまざまなタイプが並ぶので、自分にぴったりのものを見つけて、生活に和ろうそくを取り入れてみてはいかがでしょうか。


近江手造り和ろうそく 大與

住所
滋賀県高島市今津町住吉2-5-8
電話番号
0740-22-0557
営業時間
要問い合わせ
WEBサイト
http://www.warousokudaiyo.com
Related article関連記事